形の試合、同点で再試合!

2019年11月19日

イベント 試合 日本空手協会

t f B! P L
2019年熟練者大会 日本空手協会 目白支部
形の試合の様子。(写真は本文と無関係です)


形の試合は「主審1人、副審4人」の計5人でジャッジします。1人10点満点。
得点は、5人のうちの最高点と最低点を切って、中間3人の点数を合計したものを元に計算します。

さて11/16(土)熟練者大会で、珍しいケースがあったのでお話します。
ある試合の15人全員が演武終了。普通は順位発表となるはずが何と「3位4位5位が同点」ということで3人呼ばれて説明を受けました。
仮にAさんBさんCさんとします。

こんな時は5人の審判の最低点を見るそうで、まずCさんだけ最低点が低かったので5位。残る2人は最低点も同じだったため、再試合!「3位4位決定戦」となりました。
銅メダルか、手ぶらかです。

そして。

結果はAさんの勝ちでした。Bさんは肩を落とすのみ。

実はこのBさんが、ブログの著者メジロスミスです。
会場の床や壁が重力で歪む気がしました。負けた悔しさと言うより、再試合で「負け直した」ような感覚がショックで惨めでした。

一晩寝て思ったのはまず、試合に備えてできる範囲でそれなりに努力はしたけれども、結果を嘆くほど、死ぬ気で稽古したかと言えばそうでもないこと。
そして「昨年はこの試合に出たのは私だけだった。今年は4人で出たので心強さが違った。結果はともかく誰もケガもせず楽しかった」ということです。

来年はもっと仲間を増やしたいです。

QooQ