昇段審査(東京都本部)

2019年12月10日

イベント 日本空手協会

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12月8日(日)両国中学校にて日本空手協会東京都本部の昇段審査が行われました。

2019年12月の昇段審査

奥の方、左寄りで3人が移動基本の審査を受けています。
審査員の先生方が凝視する中、壁際には待機する人やご家族、仲間がぎっしり。
緊張するなと言う方がムリです。

でも昇段審査、特に初段は一生に一度の黒帯獲得のチャンスです。
人が極限状態で必死に自分と戦う姿は美しい。
見ていると自分が忘れていた気持ちを取り戻せる気がします。

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さて今回の先生方のご講評です。

【基本】
技が形(かたち)だけになってはいけません。
その技が今、どこを狙っているか。そういうことを大切にしてください。
特に蹴りが全員、足首がしまっていなかった。廻し蹴りが蹴上げになっていた。
二段の受験者は基本が甘い。もっと真剣に力を入れてください。

【形】
今日自分でうまくいったと思う人、手を上げてください。
上げない人は落ちますよ(場内笑)。
目標を持って練習を重ねると、できたという実感があるはずです。
今日は全員、練習不足。回数をこなしていない感じ。
下段払いは良くても後屈立ちがダメ、とか。
前蹴り、廻し蹴り、蹴込みが同じレベルでできるようにする。
そしていつでも、何度でも再現できるように。

【組手】
組手は、基本と形ができてから。
大切なのは間合いと決め手です。
特に気をつけなければならないのは、寸止めと決めの違い。
寸止めは目標より1寸つまり3センチ前で止める。
決めは寸止めを突き抜けて、顔面の前でピタッと止まる。
皆さんのは違いがない。決めがない。

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今回、目白支部からは3人の挑戦者。
結果は後日、支部長経由でお知らせが来る予定です。
なお「昇段審査」の説明は、7月のこちらの記事をご覧ください。

【追記】
目白支部の3人とも、見事合格でした!

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