奥の方、左寄りで3人が移動基本の審査を受けています。
審査員の先生方が凝視する中、壁際には待機する人やご家族、仲間がぎっしり。
緊張するなと言う方がムリです。
でも昇段審査、特に初段は一生に一度の黒帯獲得のチャンスです。
人が極限状態で必死に自分と戦う姿は美しい。
見ていると自分が忘れていた気持ちを取り戻せる気がします。
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さて今回の先生方のご講評です。
【基本】
技が形(かたち)だけになってはいけません。
その技が今、どこを狙っているか。そういうことを大切にしてください。
特に蹴りが全員、足首がしまっていなかった。廻し蹴りが蹴上げになっていた。
二段の受験者は基本が甘い。もっと真剣に力を入れてください。
【形】
今日自分でうまくいったと思う人、手を上げてください。
上げない人は落ちますよ(場内笑)。
目標を持って練習を重ねると、できたという実感があるはずです。
今日は全員、練習不足。回数をこなしていない感じ。
下段払いは良くても後屈立ちがダメ、とか。
前蹴り、廻し蹴り、蹴込みが同じレベルでできるようにする。
そしていつでも、何度でも再現できるように。
【組手】
組手は、基本と形ができてから。
大切なのは間合いと決め手です。
特に気をつけなければならないのは、寸止めと決めの違い。
寸止めは目標より1寸つまり3センチ前で止める。
決めは寸止めを突き抜けて、顔面の前でピタッと止まる。
皆さんのは違いがない。決めがない。
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今回、目白支部からは3人の挑戦者。
結果は後日、支部長経由でお知らせが来る予定です。
なお「昇段審査」の説明は、7月のこちらの記事をご覧ください。
【追記】
目白支部の3人とも、見事合格でした!