昇段審査 ご報告

2022年6月2日

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めっちゃ隅っこ、しかも変色

私(メジロスミス)事ではございますが、このたび総本部にて昇段審査、三段を受けて参りました。

結果は不合格。「形(かた)のみ再審査」になりました。この場合、半年間は再挑戦できないそうです。


当日「撮影禁止」のビラが貼られたため画像はありませんが、ざっくりレポートします。


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こんなに静かな審査は見たことがありません。大勢の団体がいなかったし、付き添いの人数が制限されたのかもしれません。

まず初段の審査(茶帯の人が黒帯ゲットを目指す)がスタート。10数人、子供や若い人が目立ちました。


その間、二段以上の受験者は別フロアで練習しながら待機。鏡スペースの取り合いもなく、謙虚な緊張感。


初段が終わると今度は我々の番。ぞろぞろ移動して審査開始です。


二段は5人くらい?、三段は2人、四段は4~5人、五・六段は3人。(正確に数えることができずご容赦ください)

基本、形、組手の3種目、呼ばれた通りにコートを巡ります。3つが同時進行です。


さて今回、受験者は「組手のかわりにもう1つ形を審査してもらう」という選択もできます。

これは「どの道場もコロナで組手の練習ができなかった期間があるため」加味していただくもので次回も同じとは限りません。


私は組手なしを選択。1つめの形は自分の得意形、2つめ(組手の代わり)はその場で先生から指示された形でした。

問題は得意形の方でして。


今回から三段でも「質疑応答」が加わったのです。

形を終えると若い先生が目の前に。

審査員の先生が「ここの3挙動についてこの敵がどちらの手でどういう攻撃をしかけるのか、自分がどう受けてどう返すのか説明して下さい」などとおっしゃいます。

途中からしどろもどろになりました。

しかも慈恩です。指定形であり、初段でも説明できて当たり前の形です。

不合格を確信しました。


さて結果発表までの小1時間、着替えて広い部屋で待つのですが、これがまあお通夜。最初あまりに静かなのでみんな帰っちゃったのかと思ったら、いた。みたいな。


そしてついに。

「合格者の名前を呼んで会員手帳を返します。呼ばれなかった人は不合格ですので、受付で手続きをして下さい」

まず初段。半数以上が合格した模様で拍手の連続。


「次に、二段」小学生が1人、大人が1人だけ。

「続いて、四段」年配の方が1人だけ。

「以上です!」って。ええー?


つまり15人ほどいた二段~六段受験者のうち、合格者は3人だけ。

みんなで竜巻に飲まれて吹っ飛んだ気分でした。こんな受け身の考え方じゃだめなんですけどね。合格はもらうものじゃない、勝ち取るものだと植木主席師範が今朝おっしゃいました。


猛暑のギラギラが鬱陶しい帰路。

机上の勉強からやり直します。

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